01 シャウト 作詞:朱子 ボーカル:硝子のウサギ |
愚かな道の行方 今、砕けて分かたれた 幸せな世界のバランスは 明日(あす)も知れずに震える ひとつ重なる星が 違える軌道のロンド たった一つ交わした「約束」 霞むほど遥か彼方 再会のシナリオ それはただ戸惑いさえも 赦すはずもなく 待ち構えてる 宿命(さだめ) 揺らいだりはしない想いの強さ それだけはまだ似てるから 心のどこか諦めきれず 思い出ばかり廻らせる 感傷的 “鼓動”“ノイズ”全て振り払い 掻き乱した 夢の欠片 ゼロに戻し 導くシャウト ふたり描いた夢が 違える刹那のロンド 掴もうとするその掌を ただひたすら、さしのべて 迫りくるピリオド もう二度と戻れないなら 迷うこともなく 君の生命(いのち) 貫く 揺らいだりはしない視線の強さ それだけはまだ変えないで 震える瞳 そらす切っ先 迷いの星を揺さぶって 衝動的 “理論”“ワード”全て忘れ去り 想い込めた 僕の剣(つるぎ) 君に向けて 祈りのシャウト 揺らぎ始めている世界の中で 守るべきもの 抱きしめて 覚悟の時が今だとすれば 向かうべき場所は ただ一つ… 揺らいだりはしない想いの強さ それだけ胸に、旅立った 震える瞳 向ける切っ先 迷いの星を揺さぶって 感傷的 “鼓動”“ノイズ”全て振り払い 走り出した 僕の剣(つるぎ) 君に向けて 最後のシャウト |
02 going on 作詞:朱子 ボーカル:阿波木 怜 |
長い時を渡り 今、目覚める赤い命 深い闇の底に沈んでいた 私を救ったの 戸惑いよりも 惹きつけられ あなたの為に命を燃やす 信じる 強く 誰が否定したとしても この心、捧げよう たとえ、銀の刃でこの身裂かれても 引き下がりたくはない 出会った 真実 それさえ在れば もしも 貴女(あなた)が 悪でも構わない going on 僅か(わずか) 時を過ごし 今、芽生える赤い絆 深い祈りに似た想い寄せる あなたと生き抜くの 姿形より 存在が 私の命導いている 信じる“あなた” 誰が否定したとしても この気持ち捧げよう 銀の流砂がこの体 傷つけても 恐れることは無い 愛した 真実 見えれば解る たとえ 全てが 敵でも構わない going on 信じる 強く 何が否定したとしても この体、捧げよう たとえ 銀の刃でこの身裂かれても 引き下がりたくはない もっと 強く 強く あなた 信じている この気持ち永遠に 銀の流砂がこの体 傷つけても 恐れることは無い 出会った 真実 それさえ在れば もしも 貴女が 悪でも構わない going on |
03 Ontology 作詞:Asagi ボーカル:阿波木 怜 |
一人きり立ち止まっていた 変わりゆくこの時代に どこまでも落ちてゆけるなら 明日はもういらない 守るべきものと引き換えにしてきた 未来があるとしても 生きてきた証を刻んで壊してく すべて投げ出して闇に身を委ねるだけさ 受け継いだたくさんの痛み 戻る事も許さない 差しのべられた手を払って つながり断ち切る 降りだした雨がどんなに強くても 流されることはない たとえ自分さえも傷つけ届くなら 命懸けてゆく何も恐れはしないさ 戦い敗れ散っていった者だけが知る歴史がある 刃を真っ赤な血に染めて進む 茨の道へと 憎しみだけがつながれた鎖から 欲望解き放てる 何もかも焼き尽くす炎は永遠に 消えることはないこの体失っても ずっと 見上げた青い空に別れを告げて行く 涙の跡 滅びる運命(さだめ)でも立ち向かって行く 望まれなくても |
04 恋文 作詞:朱子 ボーカル:阿波木 怜 |
この胸 響くは 悲しみの雨音 夕立に溶ける 儚い恋文 祈りの言葉(ことのは) 幾重に紡いでも 止まぬ雨 秘めた恋 届かぬ想いは 水底(みなそこ) 許されぬ恋でしょう 永久(とわ)に心隠し 「愛しい」と重ねては あの背中 見つめた 旅立ちの夜は あまねく星月(ほしつき)へ 幾度も願うの つつがなき笑顔 籠の鳥 何処(いずこ)へと 飛び立てるのでしょう? 叶うならあの腕に この身 委ねたい 彼の地へ響くは 悲しみの雨音 睦むこともなき 切ない恋文 |
05 オトメゴコロ 作詞:涙月つぐみ ボーカル:ミユカ |
思えば いつからか あなたと目が合うとき 視線が少しだけ上を向いて 夕暮れ 帰り道 ふたつの伸びる影 揃った足音 嬉しかった 一緒に過ごす時間が どんなときも普通で 当たり前だったのにね どうして君のこと こんなに気になるの いつだって隣にいてくれたから? 好きと伝えたい だけど少し怖い あと一歩 踏み出す勇気ほしい 揺れているの 乙女心 私の奥で…… あなたと 他の子が おしゃべりしていると ザワザワ 心が落ち着かないよ 君は私のことを どう思ってるの? 女の子としては 見てくれるの? あなたの隣 そこは私の場所 そうだって信じていてもいいかな いつか伝えたい 少し怖いけれど その時は両手で受け止めてね 溢れそうよ 乙女心 私の中で…… 君は私のことを どう思ってるの? 女の子としては 見てくれるの? どうして君のこと こんなに気になるの いつだって隣にいてくれたから? 好きと伝えたい だけど少し怖い あと一歩 踏み出す勇気ほしい もどかしくて ドキドキして 胸が苦しくなっても それでも好き 大好きなの あなたのことが |
06 Lacrimosa 作詞:涙月つぐみ ボーカル:硝子のウサギ |
ぽつりぽつりと落ちる雨粒が 君の涙と重なって見えた 強く優しい君があんなにも 儚く見えて苦しかったんだ 君と僕はすれ違うばかり どうしても大人に僕はなれない 雨と涙が 僕を責め立て 冷たい傷跡を残していったから 鈍く淋しく、心の奥が痛んだ 不器用な言葉 空回る想い 知らず知らずに傷つけてた 上手くいかない、はがゆい切なさに 別れの道を選んでしまった 君と僕が綴り続けてきた 物語 静かに幕を下ろした 雨と涙が ふたり濡らして 優しい思い出を攫(さら)っていったから 苦く哀しい、後悔だけが残った 「君を守るから」 あの日、誓った でも僕は いつでも君を 苦しめるばかりで 雨と涙が 僕を責め立て 冷たい傷跡を残していったから 雨と涙が ふたり濡らして 優しい思い出を攫っていったから 鈍く淋しく、心の奥が痛んだ |
07 フタツノキオク 作詞:Asagi ボーカル:硝子のウサギ |
いつも一人ぼっちで 君はいたね 淋しそうなその横顔が 僕は気になってた 誰もいない屋上 自分だけの場所 不意に現れたのは 無口な君だった 触れ合った瞬間に 同じ痛みを感じた 愛されるということ 初めて気がついたよ いつまでも忘れないから 君が奏でるピアノ 好きなメロディ 優しい笑顔だけど何故か 少し悲しく見えた 夕日差し込む空に 浮かぶ飛行機雲 二人過ごす時間が 続いて欲しい ずっと 繋いだ手のぬくもり 強く握りしめていた もう二度と離さない かけがえのない君だから 降りだした雨に打たれ 抱き寄せて二人泣いた 記憶が入れ替わっても 想い出を胸に歩くよ 触れ合った瞬間に 同じ痛みを感じた 愛されるということ 初めて気がついたよ いつまでも忘れないから |
08 Running to the Straight 作詞:Asagi ボーカル:硝子のウサギ |
やりたいこと 見つけられずに 立ち尽くした きっとこのまま流されてゆく 変われなくて 悩むことは次のステージ 目指すための道になるから 夢を追いかけて 走り出せ 遠回りでも構わない 行く手塞ぐ壁さえも 乗り越えてみせろ 迷わずに 突き進め その手を伸ばし続けろ しがみついたその先に 風は吹いてるよ できないこと 逃げ出したくて 泣いていても 誰も教えてくれないのさ 探すために 弱い自分見つめ直せば 違う景色見えてくるから 夢を掴み取れ がむしゃらに ゆずれないものを一つ ずっと握りしめてれば 叶えられるから 咲き誇れ 咲き誇れ 手の中にある夢の花 君の涙で咲かせた 大切な想い 夢を追いかけて 走り出せ 遠回りでも構わない 行く手塞ぐ壁さえも 乗り越えてみせろ 迷わずに 突き進め その手を伸ばし続けろ しがみついたその先に 風は吹いてるよ |
09 ROMANZA 作詞:涙月つぐみ ボーカル:ミユカ 硝子のウサギ |
遠く 離された二人 互いの行方 知れず 夜空 星達の先に あなた 探し求めているの 遠く 離れてる二人 声も届かない距離 夜明け 朝空(あさぞら)の先で 君と もういちど出逢うため 雲間に覗く 月よ照らして あの人が待つ、愛しき世界を 声よ(愛よ)君へ(君へ)きっと(どうか)届いてと 私(君の)その心だけ(僕は)ずっと信じてるから 空よ(海よ)鳥よ(波よ)花よ(風よ)導いて いつか(君の)その笑顔まで 辿り着けるはず きっと こんな醜い世界を 嘆き哀しむけれど こんな醜い世界で 二人 廻り逢えた幸福(しあわせ) あの日の願い 叶えるために 歩み続ける 希望(ひかり)をめざして 愛よ(声よ)君へ(君へ)どうか(きっと)届いてと 私(君の)その心だけ(僕は)ずっと信じてるから 雪よ(雨よ)星よ(雲よ)歌よ(時よ)導いて いつか(君の)その笑顔まで 辿り着けるはず きっと Everlasting love... Defend this desire. Let's wipe our tears I pray for only you. 朝も 夜も 涙、見せないわ 今は苦しいけれど 未来(あす)を信じたいから 空よ(海よ)鳥よ(波よ)花よ(風よ)導いて いつか(君の)その笑顔まで 辿り着けるはず きっと |
10 薄紅の向こうへ 作詞:朱子 ボーカル:硝子のウサギ |
薄紅の 香り舞い さよならの 時が来た 泣きながら 語るより 微笑んで 伝えさせて 今、旅立つ時が来たよ ずっと思い描いた道へ この希望あふれる心 きっと焼き付けてゆくから 薄紅の 花びらが 思い出を 染めてゆく 笑ってて いつまでも 私から 送る言葉 さあ、涙をぬぐいゆこう ずっと見つめてた空の先 あの かけがえのない時を そっと胸に焼き付けるよ 君がくれたもの その全て 刻まれて 私になる それだけで どんな未来も 越えられる どこまでも 遠くまで ありがとう ありがとう |